麻しん(はしか)や風しんは、重い合併症を引き起こすことがある感染症ですが、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの2回の予防接種で防ぐことができます。
令和6年度の全国(山口県)の接種率は、
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1歳のお子さま(第1期):92.7%(山口県:94.6%)
- 小学校入学前のお子さま(第2期):91.0%(山口県:92.6%)
と、どちらも流行を防ぐための国の目標である95%には届いていません。
感染力の極めて強い麻しんの流行を防ぐためには、地域のみなさん一人ひとりがワクチンを受けることが大切です。
2025年9月には、日本が「風しんを排除できた国(=3年間、風しんの国内流行が確認されなかった)」として世界保健機関(WHO)から正式に認められました。また、麻しんについても、2015年の排除認定から「排除状態」が続いています。
しかし、海外からのウイルスの持ち込みなどにより、再び流行がおこるおそれもあります。
これから小学校に入学するお子さまの保護者の方は、入学手続きの際などに接種の有無を確認し、まだ受けていない場合は、早めの接種をお願いします。
ワクチンは2025年度も安定して供給される見込みです。
お子さんを感染症から守るために、確実な接種を心がけましょう。
麻しん(はしか)の感染予防について 山口県健康増進課
風しんの感染予防について 山口県健康増進課
麻しん及び風しんの定期接種対象者に対する積極的な接種勧奨等について(依頼) 厚生労働省10/3付け自治体向け通知




